アホウドリが新繁殖地・聟島で巣立ち

アホウドリの最大の繁殖地である鳥島が噴火の恐れがあり、5年計画で50羽のアホウドリのヒナを聟島(むこじま)に移すことになり、山階鳥類研究所が今年2月に伊豆諸島・鳥島から小笠原諸島の聟島に移送して人工飼育していたアホウドリのヒナ10羽のうち1羽が19日朝、巣立ちを迎えたそうです。

前例のないアホウドリの引っ越し作戦は、特別天然記念物であるアホウドリの新繁殖地を作るために山階鳥類研究所と環境省や米国政府が協力して実施されたもの。

絶滅が心配されているアホウドリの繁殖地は、世界でも鳥島のほか尖閣諸島のみで、アホウドリの推定総個体数は2000羽程度。鳥島は火山島であり、アホウドリの絶滅を避けるため、捕獲したアホウドリ10羽をヘリコプターで聟島に輸送し、山階鳥類研究所の職員が飼育サイトにテントを張り、交代で飼育に当たっていたそうです。

アホウドリのエサの管理には細心の注意が払われ、アホウドリのヒナは10羽とも健康に育ち、今月中にはすべて巣立つ見込み。

こののヒナたちは数年後に成熟して聟島に戻りって繁殖すると期待されているそうです。


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